about

ようこそ、薩摩切子の世界へおいでくださいました。
薩摩切子の持つ輝きや歴史・技法は多くの人々の心を捉えて離しません。
私はその魅力に引き込まれ、表現者を志し切子師となった者の一人です。
切子師が自ら創作した薩摩切子の価値を世に問う時、自らを内と外から評価することになります。
だからこそ、作品を創り上げる時間は切子師にとって永遠のものなのです。
その技法を際限なく高め、創作の中で「炉火純青」と称される最高点の煌めきを探求する、いわば、人生をかけた終わりなき挑戦です。
この工房には、そのような人生を歩む切子師が集まっています。
いつしか切子師を志し、門を叩いた若者も日々修行しています。
今まで切子師の技法というものは、伝統をトレースするための技法として教えられてきましたが、私たちは自ら高めた技法で新たな価値を創造する道を歩みはじめています。
それは、伝統技法を時代の要求に合致したものとして再解釈していくこと。
伝統を守り続けた切子師が平成の世になってようやく見つけた自らの命の使い道です。これからも多くの方々へ、切子師の命から生まれる新しい煌めきをお届けします。